突然、「*.xps」ファイルの形式を扱わないといけないことになりました。
XPSファイルとは、Microsoftが作ったPDFのようなもので、Windows Vistaから簡単にデータを作成することができるようになりました。専用ソフトを必要とせず、Windows Vista以降なら閲覧が簡単です。
しかしながら、Macでは開くことが出来ません。正しくは、OSが標準でサポートしていないだけなのですが、MicrosoftはMac用のXPSビューアーをリリースしていません。
そこで、必要になるのが第三者が作ったXPSビューアーです。
AppStoreから、「XPS-Reader」を開くと無料のアプリが出てきます。(2016/01/04現在)
これを入れると、全体の半分の枚数のページまでが閲覧できます。
有料アドオンの「Full Version」(2016/01/04時点で360円)を入れると、全機能制限解除となります。
アプリを起動して、「Purchase Now」から支払い。
通常は3,000円だそうです。キャンペーンはいつまでなのかは不明。
確認して支払います。
XPS-ReaderではPDF、TXT、そして各種画像フォーマットへの書き出しができます。
逆にXPSファイルを作成することはできません。
作成したPDFファイルは、正常に変換されており日本語もちゃんと文字化けすることなく表示されました。
変換されたPDFファイルはコピー&ペースト、検索機能なども正常に利用可能でした。
XPSファイルを扱う頻度が高い人にはお勧めできるアプリだと思います。私は、そう頻繁に扱う予定はありませんが一先ず3,400ページほどのドキュメントを処理しなければならなくなったために急遽導入しました。
これでXPSファイルが扱いやすくなりそうです。
MacでXPSファイルの利用に困っている方、参考にしてみてください。