Xiaomi Watch S1を購入。
iPhoneをメインで使っているときは、Apple Watch以外に選択肢はなかったのだが、Androidに買い替えたことをきっかけにApple Watchから乗り換える必要が出てきた。
というのも、Apple WatchはAndroid端末とのペアリングが出来ないためだ。
そこで、「Xiaomi Watch S1」を今更ながら購入した。
日本では2022年3月15日に発売となったものであり、発売から少々時間が経っているモデルとなる。とはいえ、この記事を執筆している時点では最新モデルとなっており、後継機種は発売されていない。(シリーズにはXiaomi Watch S1 Active,S1 Proがある)
今から購入を検討される方はあまり多くないかもしれないが、軽く紹介しておきたい。
なお、Xiaomi Watch S2は日本で発売されておらず、Google Wear OSが搭載されると発表されている「Xiaomi Watch 2 Pro」は2023/09/26に正式発表予定となっている。
美しいデザインのスマートウォッチ
一瞬スマートウォッチと思えないようなデザインをしている。私が本製品を購入した最大の理由としてこのデザインがある。丸いディスプレイ、傷に強いサファイアガラス、付属するのは牛革のベルトだ。
Apple Watchもデザインが良かったとは思うが、腕につけているときの満足感はXiaomi Watch S1のほうが圧倒的に高いと感じている。
Apple Watchより長持ちする電池
電池持ちは通常使用では12日、省エネモードで24日とアナウンスされている。
実際に使った人たちの声を見ると1週間程度は持つという声が多いようだが、AOD(Always-On-Display/常時点灯ディスプレイ)をオンした私の使い方だと4日程度毎に充電する必要があると感じた。
AODをオフにした状態での電池持ちを検証したところ、3日間のテストの結果40%の電力を消費した。単純計算で、7日は持つ計算となった。公称値の12日にはまだ届かないが、それでも7日程度は持ちそうな感じだった。
AODをオフにした状態では不便なため、筆者は週末のテストを終えて、AODをオンに戻した。
筆者がApple Watch Series 7をテストしたときは、AODをオンにした状態では公称値通り18時間くらいしか持たず、AODをオフにした状態では2日ほど持った。
これは、最新のSeries 9で公称18時間、Apple Watch Ultra 2では公称最大36時間の電池持ちとされており、Ultraモデルを除くと実は初代Apple Watch(A1553/A1554)から一貫して変わっていない。
NFC決済、FeliCa決済には非対応
デバイス的にはNFC決済に対応しているが、日本では利用出来ない。
またFeliCaも非搭載な為、Suicaなどの交通系ICも利用することは出来ない。
ここは、Apple Watch(Series 2以降)やGalaxy Watch(6以降)などと比べてマイナスポイントである。
これを諦めるだけで、この美しいデザインのスマートウォッチが安価に買えると思うと、間違いなくアリだと筆者は考えた。
Qiによる充電に対応している
筆者はGalaxy S23 Ultraの充電に、常にQiを使用している。
また、Galaxy S23 Ultraはワイヤレスパワーシェアという機能があり、Galaxy S23 UltraのQiを使用して他のスマートフォンやスマートウォッチなどを充電出来るのである。
このワイヤレスパワーシェア機能を使用することで、充電器を持ち歩かなくてもXiaomi Watch S1を充電することが出来る。これは旅行などの際にかなり便利である。
シリーズ機種のXiaomi Watch S1 Activeはこの機能に対応しておらず、充電用の接点があり専用充電器のみでの充電となる。
Apple Watchなどもそうだが、世の中のスマートウォッチは基本的に専用充電器を使う必要がある。これは荷物を増やすだけであり、Qiでの充電がこれからのスタンダートになって欲しいと強く願うばかりである。
値段が大幅ダウンでお買い得
発売当初は3万円程度だった価格も、2023/09/22現在公式サイトで19,870円となっている。
Amazonだともっと安い。ちなみに私はヨドバシカメラで購入したが、この価格より少し高いくらいであった。ポイント還元を考えると、Amazon価格より安価に購入することが出来た。