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OCNモバイルONEの通信速度制限前と制限後でどのような問題が起こるのか。制限後200kbps通信の速度とはどれくらいなのか。

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 (OCNモバイルONEのSIMカードパッケージ 画像はSMS非対応製品の旧価格表記のものです)

 

docomo MVNOでサービスを行っている「OCNモバイルONE」は、通信できる量が「日ごと」「月ごと」の2種類から選べます。
その2種類にも複数ありますが、下記の表が解りやすく纏まっていると思います。 

 

Screen Shot 2014-03-23 at 10.26.30 PM(OCNプレスリリースより)

 

1日50MBつかえるコースが月額900円(税別)から利用できるのですが、50MBを超えた場合は使えなくなるワケでは無く「通信速度制限」が施されます。
「通信速度制限」 というのはOCNモバイルONEなどのMVNOサービスのみに行われているものでは無く、docomoやau、SoftBank等と言ったMNO業者も行っています。

さて、OCNモバイルONEでは、通信速度は特に制限されていません。なので、3Gでは2~3Mbpsくらいだったり、LTEなら5Mbps〜30Mbps程度が良く出る通信速度でしょうか。しかし、契約中の通信速度を超えた場合は、どんなに高速なエリアでも200kbpsの通信速度制限が掛けられます。 
そこで、「通信速度制限が行われる前」と「通信速度制限が行われた後」でどれくらい異なる物なのかを試してみます。

今回のテストでは、下記の3項目を検証してみます。
通信速度が制限されると、どれほど支障があるのかを動画を付けて解説します。
  

・Skype通話
・Webサイト閲覧
・スピードテスト

  

比較検証

 

まずは、Skype通話

200kbps制限時でも通話は割と問題無く出来る感じでした。
ビデオチャットは難しいかもしれませんが、テキストのチャットと音声通話なら結構使えそうです。

 

続いて、Webサイト閲覧

今回は Yahoo!Japanにアクセスして、ニュースをいくつか見てみました。
最大200kbpsの通信速度だと、これくらい遅いのですがちょっと待てば問題無く使える感じですね。 

 

 

スピードテスト

通信速度制限後の通信速度はこんな感じでした。
 

 

 

※上記の検証結果は、通信速度により異なる物ですが通信速度はベストエフォートとなるので、エリアや状況により通信速度は変わります。
なので、必ずしも上記の動画通りに行くとは保証されているものではありません。 

 

 

 

よく勘違いされる方が居ますが、通信速度の表記に利用されているMbpsはMega bit per secondの略です。
そのため、Mega bite per secondと計算しては計算が合わないのです。
つまり、10Mbpsで通信が出来ているのであれば、1秒間に転送されるデータ量は10MB/秒ではなくて、1.25MB/秒となります。
下記に簡易的な表を作成したので参考までにどうぞ。 

 

通信速度 1秒間に転送できるデータ
200kbps 0.0183105MB(18.75KB0
1Mbps 0.125MB
5Mbps 0.625MB
10Mbps 1.25MB
30Mbps 3.75MB
50Mbps 6.25MB
70Mbps 8.75MB
100Mbps 12.5MB
150Mbps 18.75MB

※単位の違いに気をつけてください。一番上のみkbps表記になっています。

 

ということで、200kbpsの通信速度制限をされた時はどんな感じになるか、実用に耐えるのかどうなのかを検証してみました。
一般的にMNO(docomo/au/SoftBankなど)が7GBを超えた時に行う通信速度制限は128kbps制限されるので、上記の検証結果より遅くなります。
 

 

 MNO(移動体通信事業者)とMVNO(仮想移動体通信事業者)の違いについては 下記のリンクにあるWikipediaの項目が良く書かれており参考になるとおもいます。

 

LINK : 移動体通信事業者 – Wikipedia
LINK : 仮想移動体通信事業者 – Wikipedia

LINK : OCNモバイルONE

 

 

 

 

OCNモバイルONEのSIMパッケージについてはAmazonで買うと安くなっていることが多いのでオススメです。 

 

SMS非対応SIM

    

 

 SMS対応SIM

    

 

ルーター付き