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SoftBank SELECTION エリアフリーTV SB-TV04-WRIPを購入。

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SoftBank SELECTIONから発売されている、ピクセラのiPhone/iPad専用のエリアフリーTVチューナーを買いました。
定価は19,800円で販売されていた物ですが、近所の店で9,970円で売ってたので買ってみました。(ネットでも同じくらいで買えると思います)

これを使うと、iPhone/iPadでテレビが見れるようになるという物です。
テレビというのは、地上波デジタル放送に加え、BSデジタル、110℃ CS(e2)が含まれます。

さらにWi-Fiルーターにもなるので、自宅用のWi-Fiルーターとしても使えます。
テレビは、対応するiPhone/iPadのみで視聴できます。同時視聴可能端末は1台のみです。
Androidなどではテレビは見れませんが、この製品を使ってインターネットに繋ぐ事は出来ます。

 

 

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これが製品本体。
中央には、Wi-FiとTVのインジケータLEDがあります。それぞれ、製品の動作状態を表すのに必要な物です。

 

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そしてこれが裏側。左から電源用端子、アンテナ用端子、miniB-CASカード、LANポート、USBポート1、USBポート2(塞がれています) があります。
塞がれているUSBポートは接続しても反応しなかったので、サービス用などかもしれません。

 

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付属品は、説明書類、ACアダプタ、スタンド、LANケーブル、同軸ケーブルとなっています。

 

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さらに、miniB-CASカードも付属します。テレビの視聴に必要な物です。

 

設定にはiPhone または iPadが必要となります。
今回はiPad miniを使って設定をしてみることにしました。

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必要なアプリ「エリアフリーTV」はAppStoreで検索するか、ここのリンク(iTunes)からでもダウンロードできます。

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起動すると、SoftBank SELECTIONのロゴとともに、ピクセラのロゴも出てきます。

 

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もう初期設定は終えているので、今回は「自宅で視聴」「高画質」で視聴してみます。

 

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ネットワークを通して接続します。

 

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チューナーに接続中の画面。

 

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著作権保護のためモザイクをかけていますが、それなりに綺麗に映っています。
録画にも対応しているので、外付けHDDを接続すれば録画も出来ます(予約しておけば、録画時間中にアプリを起動しておく必要はありません)
結構便利に使えそうです。

 

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番組表です。地上、BS、CSと3波使えるので番組表も3波分表示されます。
手動取得するのは時間が掛かるので、購入した後は数日放置すれば自動受信するはずなので、それまで待つのもアリかも知れません。

 

 

私の接続例

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私の場合、このように接続しています。
嬉しい事に、この「SB-TV04-WRIP」は 製品本体にLANポートがありますが、Wi-Fiによる接続にも対応しています。
私の家のように、モデムとTV用アンテナジャックが近くない作りの家の場合、部屋を横断する配線をするか、天井を通すような作業が必要となりますが、この製品はWi-Fi接続に対応していたため非常に便利でした。
(実は購入してから知りました。LANを2階の部屋まで配線しようと考えてました。)

なので、「SB-TV04-WRIP」に接続しているのは電源、外付けHDDだけです。本来なら有線LANも加わりますが、無線接続が利用出来たので接続していません。

それから、エリアフリーで利用出来ると言うことなので、「SB-TV04-WRIP」をネットに繋げてしまうことで外出先からも自宅のアンテナから受信したテレビ放送が見れるということです。

家のアンテナで受信したテレビ信号を海外や他県などで受けて見れるということですね。ただし、3GやLTE接続でのTV視聴には対応していません。
そのため必ずWi-Fiに接続する必要がありますが、3G/LTEのWi-Fiルーターを使っても見ることが出来ます。重要なのは受信するデバイスがWi-Fi受信になっていることであり、どんな回線種別であっても安定して通信が出来ていれば良いのです。
Wi-Fiに繋がないと受信できない様にしてあるのは、大人の事情でしょうか。
なので、AndroidやiPhoneのテザリング機能を使用して、iPadやiPod touchなどで視聴することは出来ます。
ただし、通信容量が大きいのと、回線速度が遅い場合や安定しない場合は映像と音が途切れたりしてまともに視聴できないことがあります。
そのような場合は、画質を下げることで何とか見ることが出来るようになるかもしれません。

 

「SB-TV04-WRIP」は無線LANルータ機能も兼ね備えていますが、私が自宅の無線LANルーターを「SB-TV04-WRIP」に置き換えないのには理由があります。
自宅で使用しているタイプの無線LANルータはパワフルタイプなので家の隅々までWi-Fiが行き届きますが、普通のタイプだと届かない範囲が出てきます。
そのため、「SB-TV04-WRIP」ではWi-Fiルーターとしてひ弱であることが予想されるのでWi-Fiルータとしては使用していません。
さらに、私の自宅はMACアドレスによるフィルタリングをしていたり、複数のSSIDを使用して居たりとやや複雑なネットワーク環境を置いているため
再構築が手間である点と、この「SB-TV04-WRIP」はそこまで機能に特化していない事が考えられる為、自宅の無線LANルータと共存させる方向で設置しました。

 

 

録画中に他の放送中の番組が見れる

通常、シングルチューナー機であれば、何かを録画中はそのチャンネルしか見ることが出来ません。(チューナーが一つしか無いため)
ところが、本製品は録画中に他のチャンネルが見れるので、ダブルチューナー搭載機種なのかもしれません。ですが、同時録画は出来ません。

例えばBS録画中に、BS or CS or 地上波の放送を見ることが出来ます。
なので、録画中でも他のチャンネルを見ることが出来ました。これも嬉しい誤算でした。

購入した理由

海外に居るとき、日本で話題の番組が放送されることをネットで知る事があります。
しかし、海外にいると見ることが出来ません。
日本に居る家族や友人に録画を依頼した所で、それを実際に見に行けるのは番組の存在を忘れた頃だったりします。(そもそもそこまでして見たい番組は今までありませんでしたが)
リアルタイムで日本のテレビが見れる機器は色々とありましたが、どれもちょっと高い金額でした。
便利なんだとは思いますが、そこまでテレビに執着が無い(映画ならHuluなどで見ることが出来ますから)私は購入をしませんでした。
ところが、この製品は9,970円で売ってたので気になって買ってみました。

さらに、録画が出来ると言うこともあり、気になった番組があれば録画が出来るんですね。
時差があっても、問題無く視聴可能という点が良さそうだと思いました。

 

 

使ってみて

ワンセグと違って画質も良いので、通信環境が安定していれば本物のテレビのように扱えるのが良いです。
Wi-Fiがあれば、海外でも見ることが出来るのが良いです。
外付けのHDDは1台までで、容量は2.0TBまで対応します。知らずに3TBを接続したらいつまで経っても認識できませんでした。
ちなみに4GBのUSBフラッシュメモリーを接続してみたところ、0.5時間くらい録画できると表示が出ました。
専用アプリの使い勝手がイマイチなのですが、使っていないiPhoneやiPadがあれば机の横に置けば小さいテレビの用に使えて面白いです。

データ使用量には注意してください。
40分程度の視聴(地デジ、高画質設定)で2GBのデータを使用しました。自宅の回線で、アップロードの転送量制限が掛けられている場合は特に注意です。
私の家の場合、フレッツ光をOCNで契約しています 。アップロード転送量は30GB/日なので何時間も見てると転送量上限に達する恐れがあるので気をつけてみることにします。

 

不便なところ

著作権保護の観点からだとは思いますが、アプリに色々な細工がしてあって非常に使い勝手が悪いです。
スクリーンショット撮影するとアプリが使えなくなるのでアプリを再起動させる必要があります。
また、脱獄(Jailbeak)した端末ではアプリの起動時にエラーが出て使う事が出来ません。 (このアプリに対し、tsProtector P等を使い、システムへの干渉をさせない様にすればこれは回避できます)

 

SoftBankセレクションオンラインショップは下記から。
下記からアウトレット商品が9,980円で買えます。(2014/03/21の時点での価格)

LINK : SoftBank SELECTION
LINK: PIXELA – SoftBank SELECTION エリアフリー 録画対応デジタルTVチューナー SB-TV04-WRIP