Galaxy S23 Ultra

iPhone 14 Pro MAXからGalaxy S23 Ultraをメインにして5ヶ月位が経過して思ったこと。

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iPhone 14 Pro MAXからGalaxy S23 Ultraへ

iPhoneメインが基本だった

基本的にiPhoneをメインで使ってきた筆者だが、Androidデバイスをメインにすることも時々あった。
たしか、iPhone 3GSのあとはGoogle NexusOne(HTC製)にしたり、iPhone 6sのあとはGoogle Nexus 6(Motorola製)にしたり。Xperiaシリーズも度々購入している。

Galaxyシリーズも初代 GALAXY Tab(SC-01C)を使ったり、GALAXY Note(SC-05D)やGALAXY S4を使ったこともあった。
直近ではミドルレンジのGalaxy A51 5GやGalaxy A53 5Gをサブとして使っていた時期もあった。
しかしながら、これまでのGalaxyシリーズは正直あまり好みではなかったことから、Galaxyをメインで使うことは殆どなかった。

※2015年頃からGalaxy表記(最初のGは大文字で、以降は小文字)に変更されたが、最初はGALAXYという大文字表記だった。そのため、上記で記載している大文字小文字の表記揺れは意図的なものである。

 

iPhoneの進化の停滞、放置される不具合。

iPhone 11 Pro、iPhone 13 Pro、iPhone 14 Pro MAXと買い替えていった筆者だが、そこで大きな変化が殆どないことに飽きてしまった。

iPhone 11 ProからiPhone 13 Proに買い替えた時には、私が買ったiPhoneで初めて5Gに対応し、マクロ撮影ができるようになった。
iPhone 14 Pro MAXに買い替えたときは、Dynamic Islandが搭載されたり、48MPのイメージセンサーに広角レンズと比較して3倍の焦点距離を持つ望遠レンズも搭載された。

いずれのアップデートでも、性能が向上し動作がより軽快になったのは言うまでもない。より良いスマートフォンへ進化したことは間違いない。しかし基本はカメラとCPUのアップデートのみだ。

しかしながら、iOSに残る細かなバグ(例えば、キーフリック音が爆音になる不具合)は最初の確認から数年が経過する今でも改善される見込みもない。地味なストレスとなっているのでAppleにはフィードバックを送っているが改善がなされない状況だ。

 

Galaxy S23 Ultraの発売されたタイミングで買い替える事に

発売キャンペーンでは、Galaxy Buds2(ワイヤレスイヤホン)と選べるオリジナルケースが貰えた。筆者も貰うことができたので、AirPods Proから乗り換えた。
また筆者は予約が間に合わず256GBモデルを購入したので関係がなくなってしまったが、512GBモデルや1TBモデルを購入した際には一個下のモデルとの差額相当をAmazonギフト券にて還元するというキャンペーンもやっていた。

 

 

Galaxy S23 Ultradocomoオンラインより届いたGalaxy S23 Ultra

 

SAMSUNG Galaxyのパッケージは、SONY Xperiaのパッケージよりは良いとはいえ、それでもiPhoneよりは安っぽい。

Galaxy S23 Ultraに満足したポイント

ペリスコープレンズによる10倍望遠撮影(230 mm相当)

iPhone 15 Proの5倍レンズでも120mmなので、Galaxy S23 Ultraはそれよりも遠くを撮影することができる。

※同一レンズでは無くレンズを切り替えて望遠に切り替えている為、厳密に言えば「ズーム」ではない。そのため、当ブログでは出来るだけ5倍ないしは10倍ズームが出来るといった表記をしていない。

写真撮影時におけるAI処理の自然さ

iPhoneだと不自然なAI処理を行う事があり、場合によっては塗り絵のような仕上がりとなることがあった。
Galaxy S23 Ultraは、明暗の差が激しいシーンにおいてもきっちり自動補正をかけてくれる。例えば、明るい日中に運転席からの景色を撮影した場合、目の前に広がるビーチをしっかりと映しつつ、手元のデジタルメーターまではっきり映る。通常ならどちらかが潰れてしまうものだ。

iPhone 13 Proで15倍の最大ズームで撮影した約30m先にいる人物の写真。スムージング処理が度を過ぎており、まるで粗末な塗り絵のように見える。

比較画像が用意できていないが、Galaxy S23 Ultraの100倍ズームのほうがまだマシな画像を出力してくれるのではないだろうか。

 

15WのQi充電

iPhoneは、iPhone 8で初めてQiによる充電に対応したときから、最新のiPhone 15 Proに至るまで、Qiでの充電は一貫して7.5W充電制限がかかっている。
iPhone 12から採用されたMagSafeによる充電では、15W充電に対応したものの、正規のMagSafe以外はブロックするするようNFCチップが入って判別できるようになっている。
一般的なQi充電器で15W充電することができないiPhoneは、やはり不便だ。

モードとルーチン(旧:Bixby Routines)機能

私の設定1「テザリングの自動起動」

自分の車に乗ったとき、カーナビのBluetoothとGalaxyが接続されると、Wi-Fiテザリングをオンにする。またカーナビのBluetoothとのBluetooth接続が切断されると5分後にテザリングをオフにするように設定してる。

車内のナビがWi-Fiに対応しており、地図の更新などが出来るようになるのと、車内で使う他のデバイスもシームレスにWi-Fi接続ができるようになる。ちょっと車から降りたタイミングでテザリングがオフになるのも厄介なので、5分間はテザリング状態を保持するようにしている。

私の設定2「平日だけバッテリー保護」

平日は「バッテリー保護モード」をオンにし、充電を85%で止めるようにし、金・土・日は100%充電をするように設定。平日は職場で基本的にずっと充電しているのでバッテリー残量の心配はなく、退勤時に85%もあれば十分だからである。金・土・日は外出などの可能性も考えてフル充電できるようにしたいと考えている。
バッテリーの寿命を延ばしつつも利便性は犠牲にしないように工夫している。

かなりきめ細かな設定ができ、とても重宝している。

5G mmWave接続と、5G SA接続

国内モデルのiPhone 12~iPhone 15シリーズだと対応していない、5G mmWave(ミリ波)と、5G SA(スタンドアローン)に対応している。
これにより、より大容量・高速な5G通信が可能となっている。
しかしながら、現時点では対応するエリアはかなり限定的であり、対応していなくても特段困るものではない。

Google Payが便利

これはGalaxyに限ったことではないが、対応するAndroidデバイスなら使用できるAndroidの機能・サービスである。
結構使い勝手がよく、Apple Payには対応していないがGoogle Payに対応しているというカードも存在する。
Galaxy S23 Ultraとセブンイレブンのレジ端末との相性が悪いのか、店によってはGoogle Payでの支払いに時間がかかったりエラーが出ることはあった。(やり直すことで、決済が出来なかったことはない)
また、ダイソーのセルフレジにある決済端末では、Galaxy S23 UltraのGoogle Payを使ったMasterCard決済は出来なかった。

 

Galaxy S23 Ultraに不満・あまり満足しなかったポイント

指紋認証機能

画面の中央下部に設置してあるセンサーは操作性が悪く、ディスプレイの保護ガラスを取り付けてしまうと精度が大幅に悪くなり、実用的ではなかった。顔認証も、iPhoneに搭載されているFace IDと比較すると精度が悪く、使いにくい。

Sペン

絵や文字を書く際に活躍する他、カメラのリモコンとしても使える。とても便利そうではあるが、実際に私があって良かったと感じるシーンは殆どなかった。

タッチパネル精度

iPhoneよりもタッチパネル精度に難があると感じた。特にAmazonなどでショッピングをしている際に、意図しない商品をタッチしてしまうことが幾度となくあった。

AirDropが使えない

AirDropはAppleの独自機能であり、Androidなど他社製スマートフォンとは互換性がない。
家族や友人はiPhoneを使っている人しかいないため、写真などを気軽に送信できなくなってしまった。

iCloud+の「メールを非公開」が使えない

iCloud+の独自サービスだったメールを非公開機能が、当然ながらAndroidでは使えない。個人的にはかなり重宝していたサービスで、基本的にユーザー登録するサイトはこれを使って生成したメールアドレスを登録している。
不要になればメールアドレスごと削除すればいいし、覚えられないメールアドレスもiCloudが覚えてくれるので、とても便利だった。
すでに転送設定しているメールは引き続き転送先に届くのと、AppleのWebサイトから、新しいメールアドレスの生成は可能ではあるが、やや手間である。

※筆者はiCloud+の契約を継続している。

Macとの連携

私はMacBook Airを持ち歩いているが、iPhoneとMacを使っていたときのような連携はできない。AirDropで写真などをMacやiPhone、iPad等に転送する行為はやはり便利だった。

8K 30fpsの動画撮影

データサイズが大きいだけで、現状として使うことはないと思った機能である。
FHDまでなら撮影中にレンズの切り替えができるため、筆者は基本的にFHDで動画を撮影している。

 

 

次もGalaxyにするか、もしくはiPhoneか

次に買うスマートフォンについてまだ深くは考えていないが、当面はGalaxy S23 Ultraを使い続けるつもりでいる。
Galaxy S23 Ultraの満足度はかなり高いことから、当面はiPhoneに戻る可能性は無いと思ってはいる。
ユーザーによってスマートフォンに求める性能や機能などは大きく異なる。自分に合った製品を使うのが良いだろう。