アメリカでは、25歳未満へのレンタカーの貸し出しを行わない場合が多く、通常は年齢を聞かれただけで門前払いされることもあります。
しかしながら、ニューヨーク州とミシガン州では18歳以上であれば車を借りることが出来ます。
今回は、上記の2州以外で、20~24歳の人に車を貸してくれるHertz Rent a Carにて車を借りる方法をご紹介します。
※今回紹介している方法は、日本の免許を持った人向けのみではなく、アメリカの免許を持った人向けでもあります。国籍は問いません。
必要な物
・運転免許証(日本の免許の場合は日本の免許と併せて国際免許が必須。アメリカの免許の場合はそのままでOKです)
※日本の運転免許証の場合、取得後一年が経過している必要があるようです。
・身分証明書(国際免許などを提示した場合、身分証明書としてパスポートなどを求めらる事があります)
・クレジットカード(VISA、MasterCardなどが好ましいでしょう。)
※VISA/Master/AMEX等のデビットカードを使う場合は十分な残高を入れておいてください。預託金としてケースにより$200以上が一時的に引かれる事があります。
日本の運転免許証でアメリカの公道を走行して良いかどうかですか、基本的にはどの州でも駄目です。
ハワイなどでは日本の免許証で受付してくれ、車を貸してくれますが、道中で警察に聞かれたときに免許証の説明を英語で出来る事が必要となります。
ハワイでも、出来れば国際免許を申請して事前に準備をしておくようにしましょう。 何かあったときに説明できなくては問題となることがあります。
まず、Alamoで車を借りてみましょう。
設定は、「ドライバー20歳」「テキサスの空港」で借りてみます。
早速、「We’re sorry for the inconvenience, but we are experiencing technical issues with this reservation attempt. Please call ~~~」と言われてます。
「大変申し訳御座いませんが、現在技術的な問題により予約が行えません。~~に電話してください」というような説明が出ましたが、これは25歳以下を断るための文です。
ということで、Alamoでは予約が受け付けて貰えませんでした。これはその他の、Webで年齢入力項目がある殆ど全てのレンタカー会社で同様です。
年齢入力項目が無いレンタカー会社では予約を完了できますが、借りるときに現地で断られます。
Hertzでのオンライン申込み方法
ということで、同じ条件でHertz Rent a Carで予約をしてみます。
予約をしたい場所の名前を打ち込みます。住所や空港名でOKです。
入力した場所に近い営業所を教えてくれます。今回は、Tulsa International Airportを指定してみました。
続けて、借りる日時や年齢を指定してから「Book as Guest」をクリックして予約をします。
この段階では予約は完了していないので、いつでもブラウザを閉じて大丈夫です。価格だけのチェックもOKです。
切り替わった画面がこれ。画面には複数の車があります。クラス毎に値段も違います。(上の画像には一台しかありません)
ここで、この車を選んでみることにしました。
この車は、指定した日時で$309.49/Week(Pay Later/現地払い)、$263.07/Week(今払う)の料金です。これは車体価格のみで税金や、保険、各種手数料が含まれません。
今回は1週間のレンタルを指定したため、Week表示ですが、Per Day(/日)、Per Month(/月) レートも存在します。
今支払うか後で支払うかを選択して次へ進みましょう。
画面を進めると、オプションの選択画面になります。
ここではカーナビやチャイルドシートのほか、保険や衛星ラジオ(対応車種のみ)のオプションを申し込めます。
保険を付けると、このような金額になりました。Hertzは他のレンタカー会社に比べて高い気がしますが、25歳以下だと選択が少ない為やむを得ないでしょう。
尚、20歳以上、25歳未満は、年齢による追加料金が取られます。車のクラスにより異なりますが、$20/日〜$30/日です。
次の画面で名前やメールアドレスを入力、飛行機で来る場合は業者に遅延や欠航などを知らせるためにも便名を入力しておくと良いでしょう。
今払う設定にした場合は、クレジットカードの入力項目があるので支払いを行います。
予約に間違いが無いことを確認して、Submitを押して予約を確定送信します。
これにより、予約が確立されます。その後、指定したメールアドレスに予約完了のメールが届きます。
現地での手続き
空港に着いたらレンタカーエージェントを探します。
この場合、HertzなのでHertzの受付を探しましょう。受付に行き、予約しているXXであると伝えるだけで大丈夫です。
予約番号は求められませんが、求められたら提示できるようにプリントするなりメモを控えておくと良いでしょう。
ここで注意なのは、話をよく聞いて理解することです。
私がHertzで車を借りようとしているとき、隣の英語が不自由な日本人がいました。
そのとき、分かり難い言い方でアップグレードを推奨したのです。その日本人はよく分からず「オッケー、サンキュー」と解答してしまい、車を高い物にアップグレードされていました。
当人は解るはずもありません。支払いはクレジットカードで後日なのですから、異変に気づくのは帰国後となったかもしれません。
このように、スタッフによっては意地悪をしてくる場合があります。理解できない場合は「OK」「YES」などと言わないようにしましょう。
返却での注意
返却日時を守らないと、追加料金が発生します。
年齢による追加料金、保険などは日割り計算できません。車のレンタルは1時間レートから存在しますので、返却時間が遅れてしまった場合はその時間分のレート+オプションが請求されます。
結構高く付くので遅れないようにしましょう。かといってあまり速く返すのも断られる場合があります。
25歳以下が海外で運転する場合の注意
海外では日本と交通ルールが違う場合が殆どです。特に日本の様な左側通行の国はあまり多くありません。
そのため、海外での運転は日本での運転より気をつけなければいけないことが沢山あります。
海外旅行で事故を起こしたくないのであれば、現地の交通ルールをよく調べておきましょう。
車を運転しないで済む場合は極力車を運転しないでください。
タクシーやシャトルバス、市バスなどの交通機関は沢山あります。
20歳の私が言うのもなんですが、運転技術が未熟なうちは交通ルールが大きく変わる海外ではかなりの危険を伴います。
それをよく理解した上で、海外旅行を楽しんでください。
もちろん25歳以上でもそうです。日本での運転が長ければ長いほど、身体にしみこんだ交通ルールというのは抜けにくくなります。
自然と日本のルールに沿った運転をして事故に遭うこともありますので、よく注意してください。
車の中でスマートフォンを充電する
海外の車も日本で使われているものと同じシガーソケットがあります。
一般車であれば12Vで、電圧も同じです。旅行前に、車で使えるスマートフォンの充電器を購入しておくと良いでしょう。
帰国後も使えます。2ポートタイプを選べば、2台同時に充電することが出来るので、旅のお供に是非。
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