Appleがインド向にiPhone 4を約39,000円で再販開始したけれど。

(画像は米Virgin Mobile)

 

Appleが インドでのiPhone販売不振の対策としてiPhone 4を再投入するそうです。 インドでiPhoneのシェアが伸びないのは、iPhone 5s/5cが高いからという理由があるそうですが、今回iPhone 4をRs22,900(約39,000円)にて販売を再開する事を発表しました。

と、ここまではインドでの話です。 実はiPhone 4はアメリカでも依然販売が続けられています。SprintのMVNOのVirgin Mobileが8GBのiPhoneに限り販売をしています。

 

あくまでVirgin Mobile USでの話ですが、 iPhone 4 (8GB)は$159.99(約16,700円)で販売されており、インドでのRs22,900(約39,000円)はいかに高いかということがよく分かります。

ちなみに、Google Nexus 5はGoogleの最新型Androidスマートフォンですが、インドでも販売されています。 価格は16GBでRs 28,999(約49,000約)、32GBでRs 32,999(約56,000円)と米国より少し高い価格ですが、それでもインドで再販されるiPhoneの価格と1万円程度の差しかありません。

iPhone 5c/5sが販売された今、4年前に販売されたiPhoneと、最新型のAndroidスマートフォンが同じくらい価格で販売されるのは、得策では無いような気がします。

もちろん、iPhone 4にはNexus 5には搭載されていないiOSが搭載されています。 これにより、AppleのAppStoreで提供される数々のアプリケーションが利用できます。なのでどうしてもiOSじゃないと使いたいアプリが無いという人には選択肢としてあるのかもしれませんが、Android向けにも複数の高品質なアプリケーションが揃っている今、あえて4年前のiPhoneを買うメリットは無いと言えると思います。

 

 

 

 

LINK : Apple、インド向けに｢iPhone 4｣を再投入　/気になる、記になる… 

LINK : Virgin Mobile US / iPhone 4 8GB