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【要脱獄 iOS 7限定】iPhone 5s/5cでdocomoのキャリアプロファイルを入れ替えて「APN入力欄」を出現させる方法と、moperaやdocomo MVNOでテザリングをする方法。

docomo-mopera

NTT docomoからiPhoneが発売されたため、SIMロックフリーのiPhoneを使う場合においてもAPNの入力が出来なくなりました。
これは日本で販売されているiPhoneに限定されず全世界のiPhoneに同様です。
それは、docomoがiPhoneを扱うようになったためにdocomoのキャリアプロファイルがiOS 7に組み込まれているからです。
キャリアプロファイルとは、キャリア毎の設定の記述が行われた設定ファイルの事で、これには色々な設定が含まれます。

例えば、Safariのブックマーク。docomoのiPhoneには「dメニュー」「dマーケット」などが入ってます。
SoftBankのiPhoneには「Yahoo! JAPAN」「My SoftBank」が有ったと思います。

これらは、SIMカードを読み取ってキャリアプロファイルからSafariのブックマークに出現している物です。
キャリアプロファイルの設定はこれに限らず、iPhoneをネットに接続するときの接続先(APN)や、お留守番やガイダンス設定の番号も入っています。

 

ということで、iPhoneをdocomoで使う場合、mopera契約のdocomo SIMを入れるとなぜかネットに繋がらない現象が発生します。
これはキャリアプロファイルには、SPモードのAPNのみしか入っていない為です。接続しても接続できずに終わるのです。

これは、次のような構成プロファイルをiPhoneに入れることで改善することが出来ます。

 

Screen Shot 2014-01-16 at 4.29.18 AM

docomoでiPhoneを使おう! http://www.simlibre.net/about-us/構成プロファイルダウンロード/

上記のサイトから目的の構成プロファイルをiPhoneにインストールする事でmopera契約でもインターネットに接続できるようになります。
これは脱獄が要らないので非常に楽です。インストールはSafariからでないと行えないので注意が必要です。
自分で構成プロファイルを作ることも出来るので、気になる方はAppleから「iPhone構成ユーティリティー」をダウンロードすることで作成することも出来ます。

また、構成プロファイルではテザリング用の接続先を変更できません。そのため、脱獄してキャリアプロファイルを入れ替える必要があります。

docomo MVNOを使っていたり、色々なdocomo SIM (SPモード契約、mopera契約、各種MVNO)をよく切り替える人は自分でAPN変更が出来た方が良い場合がありますね。

今から紹介する、docomoのキャリアアップデートハックを行うとAPN項目が出現します。
ちょっと面倒です。 テザリングの設定方法もあります。

 

尚、本記事はJailbreak(脱獄)行為を行わないと設定出来ない物になります。
Jailbreakにはリスクが伴いますので、それを理解の上自己責任でお願いします。
また、途中で紹介するサイトやデータの安全性についても当方では一切の責任を持たない物とします。

 

さて、前置きが長くなりましたが説明に入ります。

これから紹介するdocomo用の入れ替え用プロファイルは@joe012594 氏が作成してくれたものです。
今回、お願いしたところdocomo用のデータを作ってくれました。ありがたいです。

 

以下の方法は既に次のことを終えている事が前提となります。

・脱獄が完了している
・iPhone 5s/5cを使っている。
・リスクがある事を覚悟の上、自己責任で行える人

 

 

T2

まずはCydiaを起動してManageタブへ行きます。その後はSourcesを選びます。
Sourceから、右上のEditをタップ、切り替わった画面でAddをタップします。

 

T3-2

そして、http://apt.chinasnow.net/を追加します。追加後、Sourceの一覧にChinaSnow.netが現れているはずなのでそれをタップ。
その中の一覧にCommCenter patch for i….と言う物があるはずなのでインストールしましょう。(上の画像ではModifyとなっていますが既にインストール済みのためです)

 

 

Screen Shot 2014-01-16 at 4.40.30 AM

その後、http://www.itweakios.com/apps/blog/show/40716202-carrier-update-hack-for-ios-7-0-x よりDownload欄にある「Docomo Japan 5C/5S」という項目を見つけてください。
その隣にあるURLをクリックすると、ダウンロード先に移動するのでダウンロードしましょう。(Webサイトとデータの安全性については当ブログでは保証しません。)

 

Screen Shot 2014-01-16 at 4.40.16 AM

 

「Docomo_jp_LTE_16.1.ipcc」となっています。ipccは拡張子です。
ファイル名にあるとおり、キャリアプロファイルバージョンは16.1になります。
この記事の執筆時点でdocomoのプロファイルは「ドコモ15.7」なのでそれより新しい物に偽装する為でしょう。
データサイズは11.53KBと軽いです。

 

Screen Shot 2014-01-16 at 5.19.24 AM

Windowsユーザーはコマンドプロンプトを開いて次の内容を貼り付けて実行します。

64 ビット: cd C:/Program Files (x86)/iTunes そのあとに: iTunes.exe/setPrefInt carrier-testing 1
32 ビット:: cd C:/Program Files/iTunes そのあとに: iTunes.exe/setPrefInt carrier-testing 1

Macユーザーはターミナルに次の内容を貼り付けて実行します。
defaults write com.apple.iTunes carrier-testing -bool TRUE

 

 

 

 

Screen Shot 2014-01-16 at 4.52.40 AM copy

iTunesを起動しiPhone 5s/5cを接続しましょう。
接続後、iPhoneの項目が出現したら、アップデートの確認をクリックします。このとき、Shiftキー(MacならOptionキー)を押したままクリックします。

Screen Shot 2014-01-16 at 4.52.54 AM copy

するとファイルを選択できるので、「Docomo_jp_LTE.16.1.ipcc」を選択します。

 

Screen Shot 2014-01-16 at 4.53.04 AM

すると一瞬でキャリアプロファイルを先ほどダウンロードしてiTunesで選択した物にアップデートされます。
再起動する事無く早速適用されているはずです。

 

 

 

その次はmoperaでテザリングを実行するためにテザリング用のAPNを書き換えます。

ここから下だけを行っても出来ないので、必ず上記のことを遣ってから下記を行いましょう。

 

kak1

iFileからvar/mobile/Library/Carrier Bundlesを開き、carrier.plistを開きます。
その中の下の方に、 <integer>49</integer>が有ると思うのでそこを見つけてください。
上の画像で緑になっている部分を次の物に書き換えます。 moperaでは無い人は、mopera.netの部分を違う物に書き換えてください。
Passwordが必要とされるMVNOキャリアの場合はPassword項目に入力をしてください。

 

下記、moperaの例

 

     </data>
      <key>type-mask</key>
      <integer>49</integer>
      <key>username</key>
      <string>mopera.net</string>
    </dict>
    <dict>
      <key>apn</key>
      <string>mopera.net</string>
      <key>password</key>
      <string>mopera.net</string>
      <key>signature</key>
      <data>

必ずオリジナルはとっておいてください。
全選択でコピーした物を適当なメモアプリにでも保存しておくと後で戻せますね。

 

kak2

更に var/mobile/Library/Carrier Bundlesの中にある overrides_N51_N53.plistを次の物に書き換えます。
同じく上の画像で緑になっている部分を次の物に書き換えてください。

 

    <dict>
      <key>AllowedProtocolMask</key>
      <integer>1</integer>
      <key>PcscfAddressRequired</key>
      <false/>
      <key>apn</key>
      <string>mopera.net</string>
    </dict>
  </dict>
書き換える前にオリジナルをとってください。
後で簡単に戻せますが、念のため。
N51_N53はiPhone 5s/5cの場合なので、その他の機種は他のplistを書き換えることになると思います。

 

書き換え後、再起動することでmoperaでもiPhoneのテザリングが出来るようになると思います。
もちろん、違うAPNでも大丈夫です。MVNOも行けるはずですが、手元にMVNO SIM が無いので確認してません。

 

 

 

戻し方は、次の通りです。

iFile(脱獄アプリ)を起動して、 var/mobile/Library/Carrier Bundles  を開きます。
そこにあるiPhoneフォルダを削除。同じ階層にあるOverlayフォルダーの中身だけを全て削除します。

その後、再起動を2回行います。1度目の再起動が終わった後、電波を掴んだ事を確認してから二回目の再起動を開始してください。
これで元に戻ったはずです。恐らく古いプロファイルに戻っているのでアップデートが後で来ると思います。

テザリングAPNの部分はキャリアアップデートをすれば戻りました。

 

上記の内容はもちろん自己責任で実行してください。
このブログが推奨するものではありません。
内容が間違っている事や、上の通りに遣っても出来ない場合があるかも知れません。
私が行って出来た通りに書いているつもりですが、どこかで余計なステップや足りない部分があるかも知れませんのであらかじめご了承ください。

 

後日、少しだけ内容を書き換えた、T-Mobile US版の記事も書くつもりです。
(→書きました