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ドイツ発のカーシェアリングサービスをアメリカで試す。Car2Goのメリットとデメリットとは。

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ドイツ発のカーシェアリングサービス、「Car2Go」(カートゥーゴー)というものがあります。
同社は2008年にドイツでサービスを開始した後、フランス、オランダ、イギリス、イタリア、アメリカ、カナダの複数の都市でサービスを行っています。
どのようなカーシェアリングなのか実際に試したので、今回はCar2Goについてご紹介します。

 

 

 

1.カーシェアリングサービスとは何か。

カーシェアリングサービスとは、利用登録をした物が車を借りることが出来るサービスのことで、車を持っていない人などが少しだけ使いたいような場合に便利な物です。
レンタカーと違い、利用者登録をすれば簡単に利用できる事と、買い物などの短時間の用途に向いていることから、レンタカーとは似て異なるサービスのことです。

 

 

2.Car2Goが一般的なカーシェアリングサービスと違う点とは。

一般的なカーシェアリングサービスは、年会費や月額料金が発生します。
その料金には一定の利用料金が含まれている場合と,そうで無い場合があります。
使わない月も維持費にお金を支払う必要があるのが一般的なカーシェアリングです。

Car2Goでは、初回登録費用さえ支払えば、後は使った分だけの請求となります。
請求は1分単位で行われるので、極端な話をすると一分だけ使う事も可能です。

さらに、カーシェアリングは所定の位置に車を返却する必要があるのが一般的です。
Car2Goでは、合法駐車出来る路上であれば、決められたエリアの中でどこでも駐車が出来ます。
なので、”乗り捨て”感覚で使うことが出来るます。もし自分の家がエリアの範囲内かつ、自宅前に車を停めておけるのであれば、そこに停めておく事も可能です。

 

 

3.Car2Goのメリットは。

Car2Goでは、合法に駐車が出来る場所であれば、決められたエリアの中で好きなところに停められると説明しました。
それについて、もう少し詳しく説明します。

Car2Goでは、あらかじめ地域のエリアが決められています。
その範囲は結構広いのですが、その中であれば、全ての路上に車を停めることが出来ます。 
車を停めるのにお金が掛かるパーキングメーターでも、費用は発生しませんのでそのまま停めておけます。 

Car2Goには、通信機能が備わっており、メンバーの確認や車の燃料状況などをインターネットに繋ぎ公開しています。
これにより、管理が出来ているため、利用者の手間はありません。 

利用料金には燃料が含まれており、ガソリンが切れそうな場合でも無料でガソリンを入れることが出来るカードが車に入っています。
電気自動車の場合は、無料で充電できるカードが車に入っています。

燃料が4分の1を切っていた場合に、燃料を入れると20分の無料時間が追加される仕組みもあります。

 

 


4.Car2Goのデメリットは。

利用料金もそんなに高くありませんが、車が2人乗りの「Smart Fortwo」と言う車しか無いという点です。
荷物の積載量も少ないので、あまり多くの荷物を運べません。
なので、2人以上で出掛ける場合や、少し大きい物を運ぶ場合には、まったく使い物になりません。
特に、引っ越しをする場合や、そんなに大きくない家具を買った場合でも持って帰ることが出来ないので
そういう場合は他を当たるしかありません。全て同じ車というのは、メリットでもあるのですが同時にこのような問題も発生します。 

 

 

5.Car2Goの利用料金は。

利用料金はアメリカの場合、次の通りです。

$0.41 / 分  +  税

$14.99 / 時間 +  税

$84.99 / 日 +  税

$0.45 / マイル +  税  (150mi以上走行した場合、その後1マイル毎に発生) 

料金は2013年12月に値上げされました。

 

 

6.Car2Goは誰に向いているのか。

・車を所有していない人で、毎日車に乗るような生活をしていない人。
・たまに沢山の荷物を運ぶことがある人。

こういう人に向いていると思います。 
維持料金が発生しないので、とりあえずメンバーになっておけばいつでも使えて非常に便利です。
また、地域によっては他国のメンバーカードも使えるので、旅行時に使えるかもしれません

 

 

7.フォトレポート

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このように街にある車を自由に使えます。
車のロックはかかっているので、メンバーカードをフロントガラスの所にあるカードリーダーにかざせばロックが解除されます。
ちなみに、カードはNFCの技術を利用しているようです。

 

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車の内装はこんな感じ。写真はガソリン車。写真のように、カーシェアリングは前の利用者のゴミが残っている場合があります。

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電気自動車の内装はこんな感じ。基本的な部分は同じですが、細かい部分は異なります。
運転席、助手席の他に人が乗れる所はありません。よって、2人以上乗ってはいけません。

 

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車の後ろはこのように開くので、荷物が取り出しやすく便利です。
この仕様は、ガソリン車も電気自動車も同じです。

 

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 スマートフォンアプリ (画像はiPhone)から、近くにある車を探すことが出来ます。
これを使うことで、利用可能な車が近くにあるかがすぐに解ります。
同時に、現在位置からの距離と、車の燃料の残量がパーセンテージで表示されます。

 

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アプリから車の予約も出来ます。予約は、今から30分以内に使う予約です。
明日使う、などの予約は出来ません。この画面から、車の外装・内装の善し悪しが分かります。
前の利用者が登録した状況が反映されていますので、個人により感じ方に差はあるかも知れません。

 

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予約が完了すると、30分間のカウントダウンが始まります。
時間が切れると予約が解除されてしまいます。また、予約のキャンセルはいつでも出来ます。

 

利用終了後は、カーナビを操作して、カードを再度読み込ませて終了です。

  

 

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自分の車を持つより、安く済むような場合もありますし、自分の車より便利に使える場合もあります。
状況に応じて使い分けるのも、賢い使い方と言えそうです。 

 

 

 

※上記の内容はアメリカでのケースであり、他国では異なる場合があります。

LINK : Car2Go