
先日届いた「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」を持ってWiMAX 2+エリアに出掛けてみました。
MacBook ProとルーターはUSB接続をして通信速度を計測しました。
千葉県佐倉市の志津駅近辺でテスト

とある公園の横で測定しました。WiMAXでも十分な通信速度が出ています。

WiMAX 2+に切り替えると、通信速度が速くなりました。でも、この程度でした。
志津駅周辺の別のポイントで各社比較


NAD11 WiMAX接続 USB


NAD 11 WiMAX 2+接続 USB


iPhone 5s docomo LTE(B1)接続 USB
isai(LGL22) au LTE接続(B11) USB
今回、測定を行った地点ではWiMAX 2+が最速という結果になりました。
しかし、au LTEの方が安定して高速な通信が出来るという印象も強く残りました。
docomo LTE回線が、結構頑張っているみたいで25Mbpsを超えの通信速度も出しています。
これはちょっと予想外でした。OCNモバイルONE回線なので、MVNOではないdocomoであればもっと速いかもしれませんね。
WiMAX 2+がギリギリ入るとされるエリアではどうか

千葉県千葉市若葉区大宮町637周辺は、WiMAXとWiMAX 2+のエリアですが WiMAX 2+のギリギリ入るエリアみたいなので電波をつかみに行ってきました。
結論から言うと、WiMAX 2+どころか、WiMAXもまともに受信できませんでした。
圏外にはなりませんでしたが、私がNAD11で通信を試みた所、通信が出来ませんでした。
WiMAXからWiMAX 2+への切替がイマイチかも

WiMAX 2+エリア内であれば動作は安定しているけど、WiMAXからWiMAX 2+に切り替わる時に一度圏外になってしまうのは、ちょっと残念。HWD14をTry WiMAXで借りていたときはWiMAX 2+エリアで試用しなかったため、その辺の違いは不明。
また切替に時間が掛かるのも、今後の大きな課題かなあと思いました。
ファームウェアアップデートで改善してくれると非常に嬉しいところですね。
WiMAX 2+、エリアによって通信速度は結構変わる
理論値では下り最大110MbpsのWiMAX 2+ですが、状況の悪いところでは下り3.3Mbps程度しか出ないこともありました。
これについてはどの通信規格においても同じ事が言えるとは思いますが、WiMAX 2+もそうでした。
NAD11専用のアプリは結構使いやすい
iOS向けとAndroid向けと2種類提供されている、NAD11の通信状況などを見るためのアプリがあります。

このアプリを使えば、NAD11をバッグの中にいれたままでも電波状況やバッテリー状況、通信の切り替えが行えるので便利です。
WiMAX 2+エリアなのに、WiMAX 2+に繋がらない場合は、NLモードに切り替えてからHSモードに切り替えるとWiMAX 2+を掴むかもしれません。
ちなみに、細かい設定はアプリから行えないので注意が必要です。
使い勝手は悪くない印象で、これから使っていくのに大きな支障はなさそうです。
今後のファームウェアアップデートでどこまで変わるのか、期待しながら待ちたいと思います。
薄型を生かした使い方
NAD11は非常に薄く、軽いのでいろんな使い方が出来そうです。
ポケットに入れて使うのも邪魔にならないのですが、私は窓にテープで貼り付けて使うことも出来る点に注目しています。
窓際でないと電波を受信できない所では、窓にテープで貼り付けてしまえばいいのです。
セロハンテープ5cmほど用意出来れば、簡単に貼り付けできます。薄くて軽いので、落下の心配もあまりなさそうです。
(しっかりと接着できている事を確認してください。貼り付けにくい素材の場合、落下して故障の原因となる場合があります。)
■追記(2014/07/06)■
アプリがiOSにも対応したので、記事中の表記を一部変更しました。
また、記事中の一部内容を追記、修正しました。